プログラミング的思考力育成のその前に





プログラムとは何か

プログラムとは、コンピュータ(パソコンやスマートフォンなど)にして欲しいことを、プログラム言語を使って「命令」という形で作成した機能をいいます。

その機能の集合体、完成したものがアプリケーション(アプリ)です。身近で言えば、WordやExcelなどがアプリケーションになります。
※プログラム言語は様々用意されています。

コンピュータが理解できるプログラム言語を使って作成することを「プログラミング」といいます。

プログラムは、人間とコンピュータとの「会話」という人がいますが、「会話」ではなく「命令」です。

だから、よくニュースにもなるシステムの不具合は、すべて「ヒューマンエラー」です。

プログラムの誤作動はあり得ません。

誤作動だとしたら、人が作成した設計書やプログラムが間違えているだけです。様々なケースを考慮してプログラムを作成していない証拠です。コンピュータは「間違えているプログラム(命令)」の通り、正確に実行しているだけです。これがもし「会話」であれば、このようなことにはなりません。

今後はこの「命令」が「会話」になるのは、人工知能(AI)の発展次第ではないでしょうか。



許されないプログラミングのミス

ヒューマンエラーによるプログラミングのミスは許されるミスと許されないミスがあります。自社が損失するだけのミスであれば許されるでしょう。

ただし、
他者が大きな損失を被るミスは許されないでしょう。財産や命にかかわるプログラミングのミスは起こってはいけないことです。

「イベント」とは何か?

プログラムは勝手に動きません。人がきっかけを与えてはじめてプログラムが動きます。
そのきっかけを「イベント」といいます。

例)ボタンが押された時、ページが開いた時、メッセージを受け取った時など



プログラミングの3つの要素

基本的なプログラムの制御は次の3つの要素だけで記述できるとされています。
生徒に説明する際にも必要になる要素ですので、必ず覚えておきましょう。

  • 「順次処理」コンピュータへの命令を上から順番に実行する
  • 「分岐処理」条件によっては処理をする命令が分かれる
  • 「反復処理」条件を満たすまで、命令を繰り返し実行する



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