漠然とした不安
「将来について不安…」
これはみんな同じです。みんな将来は不安で仕方ありません。
しかし、人によってこの不安要素や大きさは違います。
結局、抽象的な悩みは抽象的な解決案しか出てきません。
もっとブレークダウン(掘り下げ)をしていく必要があります。
Q1)なぜ、何が、不安なのか?
A1)XXXXXXXXXXXXXX
※A1で解決できるかどうかを判断する。できない場合さらに掘り下げる。
Q2)なぜ、XXXXなのか?
A2)XXXXXXXXXXXXXX
「自分の能力不足をどう解決すればいいか…」
“能力不足”は一見「原因」のように思えますが、
能力不足状態という「結果」です。
能力不足状態の解決策は「不足分を補う」となってしまい、
これでは何も解決することができません。
この場合もやはり、“なぜ”、能力不足になったのかという、
「原因と要因」を抽出してはじめて解決することができます。
なぜ上司は「3年は働け!」と言うのか?
『 3年3割問題 』
職業安定業務統計によると、2010年3月の大卒者が
卒業3年後に離職する割合は、31.3%、いわゆる
“入社3年で3割の社員が辞めてしまう”ことが問題になっていますが、
下のアンケートでは4年目以降に成長を感じている社会人が多いことがわかります。
<補足>
教育学の研究においても、人がある領域に精通するのに要する時間は、
およそ 5,000時間と言われている。1日8時間労働の換算なので、
それに生活時間を加味すると、だいたい3年ということになります。
“失敗”したくない
上図では、A氏は失敗していないので、失敗から学ぶことを経験していません。
そうなると、A氏は常に半々のリスクと隣り合わせになります。
大型案件で絶対に失敗できないケースでも半々のリスクです。
しかし
B氏は、リスクの少ない案件で失敗したことで一つひとつ
失敗から学んで成長していきます。
大型案件を任される頃には、成功確率の方が高くなっていくでしょう。
「若いうちは失敗しておいた方がいい」というのは
そういう意味が込められています。
失敗とは、成功確率を上げること
俗に言う「若いうちは失敗しておいた方がいい。」とは…
失敗から学ぶことは非常に大きい。
成功だけでは、50%しか学んでいないことになる。
失敗も含めてはじめて100%となる。ということです。
『不作為バイアス』
何かをして失敗してしまう(マイナスの結果をもたらす)
よりは、何もしない方がましと考え、不作為(何もしない)
という選択肢を選んでしまうという人間の思考。
続きはこちら:キャリアビジョンの描き方