アンプラグド教材(自販機)の、3つの問題点のうち「視点問題」については、どちらか一方だけを描くのではなく、登場するプレイヤーが2つなら2つの視点に分けて両方描くことが重要です。
それに対応したものが「レーン・フローチャート」です。大げさなように聞こえますが、以下の図のように視点を描いて分けているだけです。そして、それぞれの視点別の処理を図で表していき、つながりがあるなら「矢印」でつなげばいいだけです。その「つながり(干渉)」が重要なので両方の視点を描く必要があります。
▼フローチャート | ▼レーン・フローチャート |
※アンプラグド教材(自販機)で言えば、前提として「購入する商品は決まっていて、購入するという人間の動作と自動販売機に組み込まれているコンピュータの動作を分けて描くこと」を追記する必要があります。
※自動販売機側の処理では、実際は、反復処理の中に販売しているジュースが切れているか、残りわずかかどうかを判定して、それをランプ点灯に反映していますが、今回は複雑になるので外してあります。
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