業界とは、同じ産業や商業に関係する人々の社会。同業者の世界。
業種とは、商業・工業などの事業の種類。経理・営業などの業務の種類。
職業とは、生計を維持するために、人が日常従事する仕事。生業。職。
職種とは、職業・職務の種類。
就職とは、自分で選んだ職業で生計を立て、社会の役に立ち、
自分の生涯を意義あるものにすること。
就社とは、職業意識の低い人が職業能力を積極的に高めようとしないで、
ともあれどこかの会社に入りたい、そして入社した会社の
言いなりに働いてしまうこと。
職業の決定要因には、以下の2つの要因が考えられます。
①内的決定要因(自己の内面要因)
関心 :業界や職業で自身の興味ある分野は何か
自分に合っている、表現できる分野は何か
能力 :現在の自己の能力(多面的に)、顕在化している能力の整理
価値観:勤労観、職業観の自己定義
希望 :仕事として伸ばしたい、活かしたい能力は何か
潜在能力は、チャレンジすることではじめて開花する。
②外的決定要因(アンコントロールな要因)
生活環境、経済状況、業界・需給動向と将来性の理解と予測。
※これらはアンコントロールだからこそ理解する必要がある。
今後の市場や社会情勢がどのように変化していくのか
以下にいくつか挙げてみました。
・高齢労働者の増加による年齢差大のコミュニケーションや
年上部下とのコミュニケーション機会の増加
・外国人労働者の増加による異文化理解の増加と
各国別コミュニケーションと管理
・ノマド労働者の増加とコミュニケーション機会の増加
・日本企業の海外移住戦略による海外での就労希望者増加
・女性起業家、管理の増加。女性経営者や管理者との
コミュニケーション機会の増加
・政府からは打開策は出ず、日本人の人口は増加しない。
地方自治体が自主的に婚活イベントなどを開催。
など、時代の変化や働き方改革も踏まえながら
どのように社会に貢献していけるか予測する時間も必要だと思います。
能力とは「物事を成し遂げることができる力」です。
具体的に定義すると以下のようになります。
しかし、
社会では、持っている能力だけではなく、
社会的に「求められている」能力も必要になる。
コミュニケーションとは、社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。
また、言語・文字・身振りなどを媒介として行われること。とされています。
ビジネスにおけるコミュニケーション能力には、以下のものがあります。
・リーダーシップ
・ドキュメンテーション
・ディスカッション
・ネゴシエーション
・プレゼンテーション
など
しかし、
「リーダシップ、交渉する、プレゼンする」
企業は新卒者にこんな高度なことを本当に求めているのでしょうか?
実際に学生が、これらのビジネスにおける
コミュニケーション能力をすべて持ってなければ
社会へ参加できないんでしょうか?
それは違います。
社会に入ってから身に付けていくものです。
まずは、
基本的な対人コミュニケーションは当然とし、
最初のうちは、仕事を遂行する上で
質問する力、聴く力、忠実に実行する力 が、
求められるはずです。
そして、
任された仕事、やるべき事は、きちんと最後までやり遂げる。
それが一番大事なんです。
意思決定の場面で他人の意見を参考にするのはとても有効なことですが、
最終的に決定するのは自分です。
「自分で選択して決定した」という『 自己決定感 』を持つことが重要です。
他人が決めたものには言い訳ができてしまうが、
自分で決めたものには言い訳ができません。
自分の決めたことに責任を持つということです。
続きはこちら:キャリアデザインに必要なもの