Windows10 から新しく導入されたフォント「游ゴシック」が
既定フォント(初期値)として選択されています。
このフォントは、Macintosh 向けに使用されていたフォントが
Windows でも同じような見た目にすることで導入されたようです。
しかし、Windows ユーザからすればそれを初期状態で
既定フォントとして選択されている必要があるのか、
という疑問がわきます。
初級ユーザならフォントを変えることなく、既定フォントのまま
文書を作成していくことが多いので、中級以上のユーザは丁寧に
教えてあげましょう。
ただ、結論から言えば、
簡単に完全に、 Excel から変更することができません。
オプション画面から変更することで、初期状態で既定フォントを
変更することはできますが、Excel に図形やグラフを作成した場合、
初期のフォントが「游ゴシック」のままになってしまいます。
個人用のカスタマイズしたテンプレートを作成する方法もありますが、
ちょっと邪魔くさいですね。
[ファイル]タブから「オプション」を選択します。
「基本設定」の「新しいブックの作成時」にある
「次を既定フォントとして使用」から好みのフォントを選択します。
Excel を一旦閉じて再起動すると設定完了です。
Excel に図形やグラフを作成した場合、初期のフォントが
「游ゴシック」のままになってしまうのを変更します。
これは、現在選択されている「テーマ」が標準の「office」が選択されていて
そのテーマで既定フォントとして「游ゴシック」が設定されているためです。
なので、
「ページレイアウト」タブの「テーマ」グループの「フォント」から、
好みのフォントを選択すれば、その後、図形やグラフを挿入しても、
変更後のフォントが適用されるようになります。
ただし、新しくExcelを起動した場合、
図形やグラフに関しては再度変更する必要があります。